最近は雨の降り方が変わってきてますね。
やっぱり屋根が大事です。
そんな訳で 昨年屋根の改修工事をしました。
新潟の豪雪地帯でもあるので 雪対策も強化しました。
近頃は 短時間の局地的豪雨での災害 多いですね。
北陸地方における局地的豪雪も そうです。
何年か前には 信濃川(千曲川)の氾濫。
その前には 近所の川も氾濫 。
自然災害と言えば 中越地震もありました。
建築物の 耐震・制震・免震も大切。
新潟の豪雪地帯なので屋根には雪が積もる前提で上からの荷重には強いです。
中越地震ではウチの家は建物の被害は大した事は無かった感じです。
お風呂のタイル割れとボイラーがけっこうなダメージ。
あとは 土壁のひび割れが多少はありました。
詳しくは分かりませんが降雪地帯とそうでない地域で 地震での建築物の被害って 違いがあったりするのかな?
屋根の話に戻ります。
どうして 屋根の改修工事をやったのかと言うと 雨漏り です。
何年か前から気付ていましたが 天井裏にバケツとか鍋を置いて誤魔化していました。
生活に困るほどではなかったので 何となく 何年か。
雨漏りしていたのは 仏壇の置いてある部屋の上。
4年前に親父が亡くなってから 毎日 朝晩 ご先祖さまに 挨拶をするようになりました。
仏壇に手を合わせている時に 雨だと 天井にポタポタ・・・
親父が他界したのが10月下旬。
もうすぐ雪が降り始めるのと お寺の都合で 納骨が年越しの春になりました。
色々と思いがあり 仏壇に手を合わせていました。
そんな感じの時に お天気次第で 頭の上で雨漏り。
季節が冬になると屋根の上にも雪が積もります。
この地方での雪は湿気が多めのべた雪で重いです。
雪下ろしをするか 自然落下 積もった雪を加熱して水にして流す屋根融雪 雪を屋根に貯める耐雪住宅などがあります。
ウチは 自分が家出している間に 屋根融雪になってました。
屋根融雪と言うのは屋根下に設置されたパイプに不凍液をボイラーで温め循環させることで屋根の雪を融かす設備です。
その年の雪の降り方にもよりますがボイラーの燃料代を考えると多少の雪では融雪は動かしません。
でも雪がある程度積もると屋根融雪を作動させますが 雨漏りする。
屋根裏に潜入して 水受けのバケツと大鍋を設置しました。
雨漏りと言っても 仏壇に手を合わせている時に 雨降りだと 頭上でポタポタと音がして 天井に少しシミが広がる程度。
毎日 仏壇の前に座っているから雨漏りに気が付いたけど どの位前からかは不明です。
「雨漏り」と同じ位気になっていたのが 冬に屋根からはみ出す雪庇です。
ウチでは 冬 雪下ろしはしないで屋根融雪にしてます。
降雪量と 燃料代を考えながらボイラーを点けたり消したりの省エネ運転。
そんな感じの運用が悪いとは思わないですが 屋根の外回りの雪が残りがちに...
融雪のヒーターが屋根の外周部に入っていないみたいです。
ウチの屋根融雪は古いタイプで 最近の施工は外周部に雪が残らない様になってるみたいです。
屋根の外周部に残っている雪に風向きなどもあるけどドンドン膨らんで雪庇がヤバいことに...
落雪で誰かに迷惑をかけたり事故になっては大変。
なので 頃合いを見て雪庇落としをするのですがそれはそれでけっこう面倒です。
二階建ての屋根の雪庇落とし ベランダはない 二階窓からでも届かない所が沢山あります。
結局は地面から落とすことになる。
雪庇を落とす道具は色々とあるのですが 使っているのは自家製の物干し竿+ノコギリ。
屋根の勾配があるので低いところは良いですが高い所はどうにもならない。
なので 雨漏り修理と同時に屋根に雪庇ガードの設置もお願いしました。
雨漏りは止まって 雪庇ガードの効果は大きくて良かったです。
年にもよりますが雪の降り方 降雪量 変わります。
どうにも落とすことが出来ない雪庇があるのに 雪がガバガバ降り続く時があります。
雪庇が気になって昼も夜も気持ちが落ち着かないということがなくなりました。
改修工事をしてからは 屋根の前面の低い所だけ雪庇を落とすだけになりました。
家 建物 でどこが一番大切なのかと言えば先ずは基礎なのかな・・・
でもどこかではなくて全体的にのバランスが大切なのか・・・
築四十年以上の家なので あちこちで不具合が出て来ます。
屋根の工事で 天井からの雨漏りと 冬の雪庇の心配がなくなって凄く良かったです。
コメント